ありまの日記

一般的な高校生

彼女の事しか考えられなかった 体育大会の話その2 【有馬ルミス】

こんにちは、有馬です。

 

 

今回は、体育大会の話の続きを書いていきます。

 

前回の話見ていない人は是非見てください。

 

arima-rmisu.hatenablog.com

 

 

障害物競走の後、色々競技がありました。

 

どの学年も大体僕がいるクラス2組が勝っていました。

 

 

しばらくして、僕の彼女が出る競技、50m走が始まりました。

 

 

僕が初めて彼女について言及したやつ↓

arima-rmisu.hatenablog.com

 

 

クラスは違うけどやっぱり応援したくて、ちょっと腰を浮かせてみていました。

 

 

走る準備をし、構え、待機しています。

 

スタートのピストルが鳴った。

 

それと同時に彼女はこけていた。

 

 

こけるというよりかは、倒れたの方がしっくりきます。

 

他4クラスは見向きもせずに走っていきます。

 

 

「あの女子だれ?」「大丈夫なん?」「うおー!!2組1位だ!」

 

 

こんな声しか聞こえませんでした。

 

僕は一言も声を出せずにいて、彼女はすぐ先生たちに運ばれて行きました。

 

一歩も動けなかった自分が悔しいです。

 

 

「あの女子早くどかねーかな。早くしてくれないと暇なんだけど。」

 

 

倒れた後、先生たちが向かっている時にこんな声が聞こえ、腹が立ちました。

 

拳が出そうでしたが殴って怒られるのは自分なので殴らずに済みました。

 

ただ、その馬鹿にした奴は二度と許さない。

 

 

その後男子50mが始まって、その次に休憩があるのでそれまで待っていました。

 

一刻でも早くそばに行きたかったです。

 

「早く、早く終われ。」

 

それしか考えつくことがなく、50m走はほとんど見ていません

 

厨二くさいですがほっといてね!

 

 

50m走が終わり、休憩時間が来ます。

 

彼女からの要望で、付き合っていることは出来るだけバラさないでほしいと言われています。

 

走って向かいたいですが、

走ってしまうとそういう噂が立ちそうなので早歩きで行きました。

 

 

3年の後ろに仮設の保健室のような場所があります。

 

そこに彼女が座っていました。

 

向かうと、彼女は俯いて、悲しそうな表情をしていました。

 

膝のあたりを氷で冷やしています。

 

 

僕はというと、普段強気な彼女のこんな姿を見れてちょっと興奮しています。←変態

 

 

「みんな心配してたし、大丈夫だって!」声をかけましたが、返事がありません。

 

 

ただの屍ではなかったようで、彼女は泣いちゃいました。

 

別に彼女に屍だと悪口は言っていません。

 

 

泣いている彼女に先生がやってきて、

そのまま別のところに連れて行ってもらいました

 

 

休憩が終わると、クラス対抗リレーが始まります。

 

クラス対抗では足遅人間が活躍できないので、バトンパスは努力しました。

 

そこでは彼女の姿は見えませんでしたが、僕の番は上手くいきました。

 

後から聞きましたが、この間病院行ってたらしいです

 

 

 

すいません、長くなってしまいました。

 

今回はこんな所にします。

 

まだまだ続きがあるので、待っていてください

 

それでは、さようなら。